Prettywoman

プノンペンのガルバ店長やっています(した)

客引きを通じた出会いについて

今日はチラシを渡してお店に来てくれたお客さんに飲みに連れていって頂いた。元々ご本人もBARを経営されていたせいか行く先々のお店で女の子を教育されてたのが印象的。決して説教くささは無いのだが「○○をしたらドリンクをもらえる」という○○(理由付け)の部分を自然に伝えていた。上司とか社長が注意するよりも、お客さんから言われた方が女の子の印象に残りやすいのだという。

 

夜遊びが好きな日本人は沢山いるけど、夜の女の子に愛情を持って接している人は少ない。太っていて容姿に恵まれない女の子には「ああいう子はポジションが大事だよね。上手くやれば人気出るね」といってそういう役回りを与え、前歯がほとんどない女の子が来たら「この子はお店に居場所が無いんだろうね。ベースは可愛いから勿体無い。歯を治せば人気出ると思うよ」と誰に対してフランクに接する。「相手の言うことを全部受け入れているようにみせかけて、実は自分の意見を通すんだ笑」。なんとなくうちの社長にタイプが似ていると思った。

 

他店の女の子を教育しながらも、他のメンバーに対する気遣いを欠かさない方で(本来は僕の役目なのだが)、ただただ楽しい時間を過ごさせて頂いた。うちのお店に来てお金を落として頂き、お酒をご馳走になり、スタッフとの関わり方まで勉強させて頂き、別れ際には「声をかけてくれて嬉しかった」と言っていただける。カンボジアに来られたのは今回初めてで、今度からは定期的に来られるらしい。リバーサイドで客引きをしてるとカンボジアにいる(来る)ほとんどの日本人男子と交流を持つことができる。こういうご縁に恵まれるのがカンボジアで働くことの醍醐味の1つ。