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プノンペン奮闘日記

2015年1月からプノンペン。現地で「Prettywoman」というガールズバーをやっています。

浪花節

こっちにきて硬派な環境に1年以上身を置いているせいか「相手の面子」とか「筋を通す」といったものを多少は気にするようになってきた。そういうことを気にしていると"山っ気のある人"(気持ちを大事にする人)に惹かれるし、お客さんを始め、自分の周囲も自然とそういう人に恵まれるようになるから不思議だ。

そういう人たちの特徴として、気に入ってもらえるうちはとことん贔屓にしてもらえる一方で、一度筋違いとか相手の面子をつぶすようなことをすれば一気に手のひらを返される怖さも常にある。たとえば、今までぼくのお店で毎日のように通ってくれたお客さんが突然うちお店の隣にガールズバーを出すとか…極端にいえばそういうことをされかねない。

もちろん人間だから失敗することはあるし、何でもかんでもちゃぶ台を返される訳ではないのだが、たぶんここで重要なのは失敗(行動)そのものより失敗をおこした原因(性根)。相手のことを考えてやらかした無礼なら謝って許してもらえる可能性もあるがその逆は厳しい。今までどれだけ尽くした相手でも、そこに気持ちがないと判断されれば今まで自分のとった行動が一気に薄っぺらく感じさせてしまう。そしてカンボジアにはそういうタイプの日本人が多いと思う。

ぼくはどちらかといえば、行動>気持ち派の人間で、気持ちの部分がまだまだ弱い。今の社長のもとで学んだおかげで"AI"から"普通の人間"くらいにはなれたかもしれないけど、もう少し情念の強い人間になれればいいなと思う。