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プノンペンのガルバ店長やっています(した)

Ztone cafe ~カンボジアにおける飲食店経営の成功事例~

Sovanna Shopping Center内にある日本人経営のクメールレストラン「ztonecafe」、1〜3Fまであるこのお店は席数がかなり多いのだが、お昼どきに行ったらほぼ満席(ランチは平均150組入るそうだ)、店内は中国・韓国・欧米・クメール・日本人まで多国籍のお客さんで賑わっていた。カンボジアにある日系の飲食店でここまで繁盛してるお店は正直少ないので同じ日本人としてなんだか嬉しかった。

 

昨日ここのオーナーをうちのお客さんからご紹介頂いた。カンボジア在住4年強、飲食20年の方。「どうしてこのお店はこんなに繁盛してるんだろう?」と不思議でたくさん質問してしまった。1番印象深かったのが「カンボジアで飲食をやるのキツくないですか?」というぼくの質問に対する「マーケティングをちゃんとやれば大丈夫」という応え。その立地(客層)に合った店舗デザインと価格設定をやればどこでもいけるのだという。

 

たとえば、ここのお店の料理は1皿2$(高くても3$まで)だけど、これをあと1$高くしたらお客さんは30%減る、そういうことを考えて価格を設定する。「日本料理屋だから…日本人が作ってるから…ボンケンコンエリア(家賃高い)だから◯◯$」ではなくお客さんの財布から考える。

 

その人曰くこっちにいる日本人に必要だと感じるのは「海外で商売をするノウハウ」「ノウハウが貯めるまでの我慢(すぐに撤退しないこと)」、逆にいえば、それさえあれば元々高い能力を持った日本人は上手くいくのだと。カンボジアで活躍する日本人がもっと増えてほしいと思う。まずは自分がかんばる。

 

 

<Ztone cafe>
#13-15 St Diamond,Sangkat Tumnup Tuk,Khan Chamkarmorn
077-820-885

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