Prettywoman

プノンペンのガルバ店長やっています(した)

お客さんとの距離感を考える

誰かと喧嘩したとき、以前よりもかえって相手との距離を縮まることがある。僕自身も何度か経験あるが、日本のある友人はこれを意識的にやっていて、たとえぼ自分にとってのキーマンを見つけたら「(相手の車を)わざとぶつける」と言っていた。ぶつけた瞬間はもちろん相手は怒るのだが、その後の対応(保険の手続き等)をきちんとすれば今までよりも関係を深められるそうだ。

 

実際、その人は人間関係の築き方が満点に近い男だった。女はもちろん、仲間を大切にするから同姓からも慕われる。そんな人と3年近く一緒にいたもんだから、今の僕が「社長の海パンを借りパクしてそのまま寝巻きにしたり」「(身内の人が入れたボトルを)勝手に飲み干したり」「(お客さんの家に)しれっと泊まったりする」のは完全にその人の影響で、好きな人に対して(相手が怒らない程度に)失礼なことをするのが基本。失敗することもあるが「どうすれば相手の懐に入れるか?」を常に考えている。

 

それ自体はいいのだが、最近の課題でお客さんとの距離感のとり方がある。お客さんと仲良くなるまではいいが、仲良くなった後の礼儀(気遣い)を欠いてしまう。その人との関係にあぐらをかいて相手の気持ちを汲み取ることをサボっている。「身近な人ほど誠実に」このことを手を抜かずにきちんとやる。結局はぜんぶ”人の気持ちを考えること”につながると思う。